支援事例

製造業の受注データ管理をエクセルから移行

当社は、従業員20名の金属部品製造業の会社です。
取引先から毎日送られてくる受注票の注文番号、部品番号、数量、予定納期等の情報を担当者がエクセルの表に入力し、同じ部品番号の受注データを分類集計して作業指示書を印刷する作業を毎日行っています。

出荷納品時には、受注票のシートから出荷済のシートにデータを転記して、当月出荷データの受注金額合計を集計するという作業も行っていますが、エクセルの操作に慣れていないと難しい作業になっていました。

  • エクセルの入力時に検索窓(CTRL+F)で部品番号を検索する作業が頻繁に発生している
  • 部品マスタのシートを検索して、材料、寸法、単価等を都度転記する必要がある
  • 同じ部品番号の追加注文は、過去データの注文番号に並べて編集する作業が煩雑である
  • パソコン1台で運用していたので、パソコンが故障すると業務が止まる不安があった

kintoneで、部品マスタ・受注データ・作業票のアプリ連動の仕組みをご提案

  • 部品マスタは、CSVデータからkintoneアプリにデータ移行を支援しました
  • 受注データアプリに部品マスタから材料、寸法、単価等を自動転記する仕組みを実装しました
  • 受注データを部品番号で検索して、納品日入力を一括更新するカスタマイズを実装しました
  • 作業票アプリで追加受注分の部品番号と同じ過去受注データを自動抽出する仕組みを構築しました
  • 部品番号毎に注文番号を集約&数量を集計して印刷する仕組みは、エクセルVBAで作成しご提供
  • 部品マスタと受注データアプリに拡張検索機能を導入し、WEB検索感覚の検索を可能にしました
  • 過去分受注データの移行も、kintoneアプリにCSVでインポートする方法で支援しました。

当社の受注データの管理方法は、1つの部品番号に対して複数の注文番号が発生するため、追加受注した部品番号で過去の受注データを検索して、同じ部品番号の注文番号を手入力で集約する(区切り記号で並べて表示する)という運用を行っていました。

最初は、複雑な作業を本当にkintoneで出来る様になるか不安でしたが、業務の流れを根気よく整理して頂き、部品マスタ情報の自動転記、受注金額の自動集計、納品出荷する際の納品日と請求日の一括更新機能など、欲しい機能を少しづつ付け加えて頂き、手厚いサポートを受けて本番運用の日を迎えることが出来ました。

現在では、kintoneで受注入力、作業票の作成、出荷時の納入日と請求日の更新と請求金額の集計がスムーズに行えるようになりました。もう以前のエクセルの作業には戻りたくないです(笑)

他にも、消耗品の発注記録などエクセル表で管理している業務もありますので、これらもkintoneでアプリ化できるように活用していきたいと思います。

  • 部品マスタや受注データの入力と検索が楽になった
  • 受注データや出荷データの集計作業が自動化された
  • パソコンが万が一故障しても、受注データはクラウド上にあるので、安心感があります
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事例紹介

ACHIEVEMENTS
製造業の受注データ管理をエクセルから移行
エクセルマクロの作業日報をKintoneに移行

Tips

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