商品選択をスマートに!3階層絞り込み型動的ドロップダウンプラグイン

別アプリを参照して、3階層絞り込み型のドロップダウンを設置するプラグインです。

大量のマスタを参照する入力操作の課題

kintoneで「商品マスタ」や「部品リスト」を運用していると、避けては通れない壁があります。

「大量のレコードがあるマスタをルックアップで参照したいけれど、『大分類』や『小分類』で段階的に絞り込みたい。でも、kintoneの標準機能では設定項目が見当たらない……」

膨大なデータの中から、目的の一行にたどり着くまでの「探し方」にお困りの担当者様は多いのではないでしょうか。今回は、情報の探しやすさを劇的に向上させ、新入社員からベテランまで誰もが「正しい情報」に素早く辿り着ける環境を作る「3階層絞り込み型動的ドロップダウンプラグイン」をご紹介します。

マスタ系のデータを参照する際、kintoneでは「ルックアップ機能」を使うのが一般的です。しかし、マスタのデータ量が大きくなり、組織が拡大するにつれて、以下のような課題が生まれることがあります。

① 検索キーワードが「思い出せない」

ルックアップは便利な機能ですが、検索には「商品名」や「型番」をある程度把握している必要があります。新入社員や異動してきたばかりの方にとって、正確な名称が分からない状態で数千件のマスタから検索するのは、とても時間がかかる作業です。

② 類似した項目による選択ミス

「A-100」と「A-101」など、似た型番や商品名が並んでいる場合、ルックアップの取得画面で誤って選択してしまうといったミスが起こり得ます。これは発注ミスや後の集計ミスにつながる重大なリスクです。

③ 「分類から探す」設定が標準にはない

「まずカテゴリを選んで、次にメーカーを絞って、最後に製品を選ぶ」という、人間が自然に行う思考プロセス。これをルックアップの標準設定だけで実現するのは難しく、どうしても「一度すべてのマスタを広げてから検索する」という手順になりがちです。

解決策:何ができるか?

本プラグインを導入すれば、kintoneアプリに「他アプリを参照する3階層ドロップダウン」を実装できます。
このプラグインは、正しい情報に辿り着くための正しいルート(道筋)を作る」ツールです。

段階的な絞り込み(プログレッシブ・ディスクロージャー)

「大分類」→「中分類」→「商品名」といったように、前の選択に連動して次の選択肢が自動でフィルタリングされます。ユーザーが最後に選べるのは、関連性のある数件の選択肢だけ。まるで電子カタログの目次を辿るように、直感的に目的のデータへたどり着けます。

外部アプリとのリアルタイム連動

ドロップダウンのデータは、別アプリ(商品マスタアプリなど)からリアルタイムに取得します。管理者がマスタを更新すれば、入力画面のドロップダウンも即座に最新状態に。常に「今、選ぶべき正しいリスト」が現場に届きます。

関連情報の自動コピー

3階層ドロップダウンで選択した目的データの他の情報(コード、単価、仕入先名など)の値を取得して、操作側アプリのフィールドへコピーする、標準ルックアップのコピーと同様の機能もあります。

デモ画面

以下のデモ画面は、飲食店のメニューを例に3階層ドロップダウンで選択している操作のデモです。

プラグインの主な機能

本プラグインでは、kintoneライクなUIパーツを作れる「KUC(Kintone UI Component)」UMD版を利用しています。

主な機能

動的階層フィルタリング:
 1つ目を選べば、2つ目、3つ目の選択肢が変わる3階層連動型のドロップダウンを実装します。

選択データのコピー機能:
 3階層ドロップダウンで選択したマスタレコードの項目(商品コード、単価など)を自アプリのフィールドにコピーする標準ルックアップと類似の機能があります。

3階層ドロップダウンの値保存と編集機能:
 アプリの保存用フィールド(文字列1行型)に、3階層ドロップダウンの選択肢の値を自動保存します。
レコード編集画面では、3階層絞り込みドロップダウンに自動変換されて新規登録と同じ操作ができます。

    大量データの「入力作業」中の無駄な動作は、積み重なれば膨大な時間ロスになります。
    階層絞り込み型動的ドロップダウンプラグイン」は、マスタデータの検索やクリック動作の無駄な時間を削ぎ落とし、担当者が最も集中すべき「データの正確な入力」を強力にサポートします。

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    具体的な業務への活用事例

    このプラグインが特に威力を発揮する業務シーンを挙げます。

    ① 製造・販売:大量の商品マスタからの選定

    • 構成: 種類 > ブランド > 個別製品
    • 効果: 商品名がわからなくても「種類」と「ブランド」から辿れるため、新人でもベテランと同じ精度で正確な見積や受注が作成できます。

    ② サービス業:拠点・担当者の特定

    • 構成: 本部 > エリア > 店舗・担当者
    • 効果: 全国に数百ある拠点も、自分のエリアから順に絞り込むことで、同名の店舗などを間違えることなく選択できます。

    ③ IT・資産管理:機器・ソフトウェアの管理

    • 構成: デバイス種別 > メーカー > モデル名
    • 効果: 複雑なスペック情報をマスタから自動補完。入力のバラつきを抑え、資産台帳のクオリティを維持します。

    ④ 建設・不動産:物件・現場管理

    • 構成: 物件種別 > 住所(都道府県・市区町村) > 現場名
    • 効果: 住所から順に追いかける直感的な操作で、新任の担当者でも過去の案件や現在の現場を正確に参照できます。

    ⑤ 医療・福祉:薬品・備品の管理

    • 構成: 効能分類 > 成分名 > 商品名
    • 効果: 間違いが許されない現場において、段階的な確認ステップを踏むことで、取り違えのリスクを構造的に低減します。

    プラグインの設定方法

    本プラグインを設定するアプリには、以下の3種類のフィールドを用意する必要があります。

    • スペース要素:3階層ドロップダウンを表示するスペースを配置して要素ID(名前)を付けます。
    • 保存するフィールド:ドロップダウンの値を保存するフィールド(文字列1行型)です。
    • コピー先フィールド:参照元レコードから値をコピーするフィールド(任意)

    アプリのフォーム設定画面

    プラグインの設定は、kintoneの標準的な操作感を踏襲しており、直感的に行えます。

    設定画面の構成

    参照元アプリの選択:
     マスタデータが入っているアプリを選びます。アプリ名で検索することができます。

    階層フィールドの設定:
     参照元マスタ側のどの項目をドロップダウン(第1〜3階層)として使うか、操作側(自アプリ)の保存先はどこかをペアリングで設定します。

    スペースIDの指定:
     フォームに配置した、3階層ドロップダウン設置場所の「スペース」の要素IDを選択します。

    追加コピー設定(MAPPING):
     ドロップダウンの選択肢のレコードからコピーしたいフィールド(コードや価格など)と操作側(自アプリ)のフィールドを紐付けます。この項目は任意設定です。

    試用版プラグインのお申込み

    本プラグインの試用版(60日間)をご希望の方は、以下のフォームからお申し込みください。
    お申込み者のEメール宛に「試用版ダウンロードのご案内」をEメールでご送付します。
    kintoneの「ドメイン名」は正確にご記入ください。★

      お問い合わせ・料金体系

      本プラグインは、下記の料金プランで販売しています。
      各プランの「お問い合わせ/お申込み」欄のボタンからお申込み、又はお問い合わせください。

      年間契約は、1年間の利用権の購入です(継続して利用される場合は、毎年購入が必要です)
      簡易サポート契約では、アプリテンプレートとプラグインを合わせて6種類までご利用できます。
      会員サポート契約では、アプリテンプレートとプラグインの無制限利用+運用ヘルプデスク対応付きです。

      項目 年間契約 簡易サポート 会員サポート
      料金体系 30,000円 (税抜) 120,000円 (税抜) 360,000円 (税抜)
      契約期間 1年間 毎年更新 6か月更新
      導入サポート
      メールサポート ×
      チャットサポート ×
      バージョンアップ対応 ×
      運用ヘルプデスク対応 × ×
      商品のご利用範囲 本商品のみ 6種類までご利用可能
      ユーザー数10名まで
      無制限
      ユーザー数30名まで
      お問い合わせ/お申し込み 購入する お申込み

      リリースノート

      【名称】3階層絞り込み型動的ドロップダウンプラグイン

      【概要】別アプリを参照して、3階層絞り込み型のドロップダウンを設置するプラグインです。

      更新履歴
      • 2026/02/03
        Ver1.0.0

        初期バージョンの公開
        3階層ドロップダウン表示と連動機能などの基本機能の実装

      • Ver1.0.2

        参照元アプリの表示と3段階層表示フィールドのバリデーション機能を調整
        階層フィールドの選択肢を文字列、ドロップダウン、ラジオボタン型に限定

      • Ver1.1.0

        プラグインにライセンス認証機能を導入
        設定画面のデザインを微調整

      • 2026/02/04
        Ver1.1.2

        コピー先フィールド設定の追加・削除の機能を修正
        コピー先フィールドを編集モードでも「編集不可」にする様に修正

      このプラグインで利用しているOSSのライセンスは以下の通りです。

      参考記事

      以下の記事は、アプリで”レコード登録の連続投稿&リスト表示“するカスタマイズ事例の紹介です。


      #kintone #plugin #3階層ドロップダウン

      事例紹介

      ACHIEVEMENTS
      製造業の受注データ管理をエクセルから移行
      エクセルマクロの作業日報をKintoneに移行

      Tips

      TIPS
      kintone業務活用
      新関数「setFieldStyle」で実現する動的UIの効果
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      kintoneの「フィールド非表示」関数がラベル・罫線に対応!
      kintone業務活用
      ルックアップ風の動的絞り込み検索で入力時間を削減!
      補助金の活用についてもご相談ください

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