2つ以上のフィールドの値を結合して出力先フィールドに自動コピーするプラグインです。
このプラグインで解決できる課題
kintoneでアプリを設計していると、「2つ以上のフィールドの値を組み合わせて、複合キーとして値の重複禁止ルールを設定したい」という場面によく出会います。
「商品区分+連番」「顧客番号+取引番号」のような組み合わせを1つのキーとして扱い、重複登録を防ぎたい――。今回は、そんな課題をシンプルに解決するフィールド結合プラグインをご紹介します。
kintoneには、フィールドの設定で「値の重複を禁止する」というオプションがあります。この設定を使えば、同じ値を持つレコードの登録をkintone側で自動的に防ぐことができ、非常に便利です。
しかし、この「値の重複を禁止する」オプションには大きな制約があります。
文字列一行型の自動計算フィールドには、「値の重複を禁止する」設定オプションがありません

そのため、複数フィールドの値を組み合わせた「複合キー」を作りたいとき、多くの方は次のような方法を試して壁にぶつかります。
- 文字列自動計算フィールドで
フィールドA & "-" & フィールドBのように結合する
→ 自動計算フィールドには重複禁止が設定できないため、値の重複を排除できない - JavaScriptカスタマイズを自前で実装する
→ カスタマイズコード保守の手間がかかり、フィールド構成が変わるたびに修正が必要
フィールド結合プラグインは、この問題をシンプルに解決します。
2つ以上の入力元フィールドの値を結合し、その結果を「文字列(1行)」フィールドへ自動的にコピーします。文字列(1行)フィールドであれば、kintone標準の「値の重複を禁止する」設定がそのまま使えるため、ノーコード対応で複合キーの重複チェックを実現できます。
プラグインの主な機能と特徴
- 入力元フィールド(2つ以上)を色々なフィールド型から選択可
文字列(1行・複数行)、数値、計算、ラジオボタン、ドロップダウン、チェックボックス、複数選択、日付、時刻、日時、リンクなど、幅広いフィールドタイプに対応 - チェックボックス・複数選択も結合対象にできる
選択された値をカンマ区切りの文字列に自動変換してから結合するため、複数選択系のフィールドの値も全て文字列としてコピー出力できます - 区切り文字を自由に指定可能
「-」「/」など任意の区切り文字を設定でき、空欄なら区切りなしで文字連結されます - 設定内容をその場でプレビュー確認
区切り文字の入力欄の右側に、アプリの最新レコードを使った結合結果がリアルタイムに表示されるため、プラグインの設定保存前にフィールド結合の結果を確認できます - 出力先フィールドを編集不可にするオプション
「編集制限」をONにすると、結合結果を書き込む出力先フィールドを編集不可にできるので、ユーザーによる誤操作を防止できます - 1つのプラグインで複数の組み合わせを設定可能
「入力元フィールド2つ以上 → 出力先フィールド1つ」という組み合わせを、複数登録できます - PC画面・モバイル画面の両方に対応
レコード作成・編集画面の表示時、および入力元フィールドの値変更時の両方で結合処理が実行されます
デモ画面
デモ画面では、入力元の区分記号(ドロップダウン)と連番(数値)を文字列として結合して、出力先フィールドのの「複合キー(文字列1行型)」に自動コピーしています。入力元フィールドの値が変化すると出力先フィールドの値も自動的に変化します。

プラグインの設定方法
- kintoneアプリの「アプリの設定」からプラグインを追加し、プラグインの設定画面を開きます。
- 「フィールド結合の設定」で、以下を設定します。

- 入力元フィールド(2つ以上):結合したいフィールドを選択します。行右端の緑色「+」ボタンでその行の下に行を追加、赤色「×」ボタンで行を削除できます(最低2行必要です)。
- 区切り文字(省略可):フィールド値を結合する際に挟む文字列を入力します。右側に結合のプレビューが表示されます。
- 出力先フィールド:結合結果を書き込む「文字列(1行)」フィールドを選択します。
- 必要に応じて「編集制限」をONにして、実行画面での手入力を禁止できます。
- 複数の組み合わせを設定したい場合は、「+ 設定を追加」ボタンでグループを追加します。
- 「保存する」を押すと設定が保存されます。保存後はアプリの設定画面に戻り、忘れずに「アプリを更新する」を実行してください。
- 出力先に指定したフィールドの「値の重複を禁止する」を、kintoneのフィールド設定側でONにすれば、複合キーとしての重複チェックが完成します。
利用上の注意事項
- 入力元として選択できるのは文字列(1行・複数行)、数値、計算、ラジオボタン、ドロップダウン、チェックボックス、複数選択、日付、時刻、日時、リンク型のフィールドです。
- ユーザー・組織・グループ選択型は、オブジェクト型フィールドなので入力元には指定できません。
- リッチエディター(HTMLを含むフィールド)は結合結果に不要なタグが混入するため、入力元には指定できません。
- 出力先フィールドとして選択できるのは文字列(1行)型のみです。
- 同一グループ内で、入力元フィールドと出力先フィールドに同じフィールドを指定することはできません。
- 1つのグループにつき、入力元フィールドは最低2つ必要です。
- サブテーブル内のフィールドはサポート対象外です。
- 設定画面のプレビューは、アプリ内の最新レコードを用いた表示です。レコードが1件も無いアプリでは、プレビュー欄に「データが無いのでプレビューできません!」と表示されます。
- 出力先フィールド自体の「値の重複を禁止する」設定は、本プラグインではなく、kintoneのフォーム設定側で別途行ってください。
まとめ
「複合キーのフィールドで値の重複禁止を設定したいのに、自動計算フィールドでは設定できない」というkintoneの仕様上の悩みは、フィールド結合プラグインを使えば、ノーコードで解決できます。
- 2つ以上のフィールド値を、任意の区切り文字で結合
- 結合結果を文字列(1行)フィールドへ自動コピーし、標準の重複禁止設定を活用
- チェックボックスや複数選択にも対応し、プレビューで結果をその場で確認可能
検索キーに「重複禁止の複合キー」が必要な業務アプリを設計中の方は、ぜひ導入をご検討ください。
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| 項目 | 買い取り方式 | 簡易サポート | 会員サポート |
|---|---|---|---|
| 料金体系 | 60,000円 (税抜) | 120,000円 (税抜) | 360,000円 (税抜) |
| 契約期間 | - | 毎年更新 | 6か月更新 |
| 導入サポート | ✔ | ✔ | ✔ |
| メールサポート | × | ✔ | ✔ |
| チャットサポート | × | ✔ | ✔ |
| バージョンアップ対応 | × | ✔ | ✔ |
| 運用ヘルプデスク対応 | × | × | ✔ |
| 商品のご利用範囲 | 本商品のみ | 6種類までご利用可能 ユーザー数10名まで |
無制限 ユーザー数30名まで |
| お問い合わせ/お申し込み | 購入する | お申込み |
リリースノート
【名称】フィールド結合プラグイン
【概要】2つ以上のフィールドの値を結合して出力先フィールドに自動コピーするプラグインです。
- 2026/07/14Ver1.0.0
初期バージョンの公開
2つのフィールドを結合する基本機能を実装 - Ver1.03
入力元フィールドの行操作UIを、各行右端の「+」と「×」ボタンに変更
フィールド結合結果のプレビュー機能を追加
出力先フィールドに「編集制限」トグルスイッチを追加(ON時は実行画面で編集不可) - 2026/07/15Ver1.1.0
ライセンス認証機能を追加
プラグイン設定画面にライセンス状態と有効期限を表示する機能を追加
このプラグインで利用しているOSSのライセンスはありません。
参考記事(Javascriptカスタマイズ事例)
以下の記事は、文字列複数行の文字数を制限するカスタマイズ事例の紹介記事です。

#kintone #plugin #フィールド結合 #複合キー
