holiday APIから世界の祝日データを取得し、kintoneアプリに自動登録するプラグインです。
このプラグインで解決できる課題
「また祝日の手入力作業の時期が来た……」を卒業する
kintoneで勤怠管理・スケジュール管理・営業日計算などを運用していると、毎年必ず発生する作業があります。それが祝日データの登録作業です。
年末になると担当者は翌年の祝日一覧を内閣府サイトで調べ、kintoneに一件ずつ手入力——こんな光景に心当たりはないでしょうか。この作業には、いくつかの深刻な問題が潜んでいます。
| 課題 | 具体的な影響 |
|---|---|
| 入力ミス・転記ミス | 日付を1日ずれて登録してしまうと、営業日計算・シフト・期限管理すべてがズレる |
| 振替休日の見落とし | 「元日が日曜日の年」の振替休日を忘れると、勤怠や給与計算に影響が出る |
| 国民の休日の計算ミス | 前後を祝日に挟まれた平日(国民の休日)は手動では判定が難しい |
| 担当者依存のリスク | 担当者が変わると「どのフィールドに何を入れるか」が伝わらない |
| 毎年発生する工数 | 地味だが確実に時間を取られる繰り返し作業 |
祝日自動登録プラグインを導入すれば、これらの課題をすべて解消できます。年度を入力してボタンをクリックするだけで、正確な祝日データが自動的にkintoneアプリへ自動登録されます。
主な機能と特徴
① 完全無料のパブリックAPIを活用
本プラグインは Nager.Date APIを利用しています。このAPIは登録不要・APIキー不要・完全無料で、100カ国以上の祝日データを提供しています。
GET https://date.nager.at/api/v3/PublicHolidays/{year}/{countryCode}
国コードを切り替えるだけで、日本(JP)・米国(US)・英国(GB)・フランス(FR)・ドイツ(DE)・韓国(KR)など主要国の祝日に対応。海外拠点のある企業でも活用できます。
Nager.Date で取得できる祝日は「翌年」までです。2年後以降の祝日は取得できません 。
日本の祝日は、内閣府の「国民の祝日」についてというWEBページでデータが公表されていますが、毎年2月頃に翌年分が更新されます。
日本の国民の休日には、毎年日付が変わる「移動祝日」がありますので、翌年の祝日データは、毎年2月以降に取得する必要があります。毎年日付が変わる移動祝日
毎年日付が変わる主な国民の祝日(移動祝日)は、「春分の日」「秋分の日」「海の日(7月第3月曜日)」「敬老の日(9月第3月曜日)」「スポーツの日(10月第2月曜日)」です。これらは天文学上の「春分日」「秋分日」が基準であったり、曜日が基準であるため、毎年日付が変動します。
② 日本専用の補正処理で「完全な祝日データ」を実現
APIが返すデータをそのままkintoneに登録するだけでは、日本の祝日を正確に扱えません。本プラグインはこの問題を独自の補正ロジックで解決しています。
振替休日の自動補正
日本では、祝日が日曜日にあたる場合は翌月曜日が「振替休日」になります。ところがNager.Date APIの仕様では、振替休日を「元の祝日名のまま翌日の日付で返す」ため、元の祝日日(日曜日)の情報が失われてしまいます。
本プラグインは固定祝日マスタ(元日・建国記念日・天皇誕生日・昭和の日・憲法記念日など10日)とAPIレスポンスを照合し、振替元の日曜日にも正確なレコードを生成します。
国民の休日の自動算出
「祝日法第3条第3項」により、前日と翌日が祝日に挟まれた平日は「国民の休日」として休日扱いになります(例:2026年は9月22日火曜日が該当し、3連休となります)。この判定はAPIには含まれていないため、本プラグインが独自のアルゴリズムで自動算出・登録します。
③ UPSERT方式で重複登録防止!
kintone REST APIのUPSERT機能(PUT /k/v1/records with upsert: true)を使用しているため、同じ年度を何度実行しても重複レコードが発生しません。「祝日キー」フィールドをupdateKeyとして使用し、既存レコードは更新、新規データは追加という形で処理します。
④ 祝日判定理由フィールドで根拠を記録(JPのみ対応)
国コード:JPの場合、取得した祝日が振替休日の場合は、その祝日の法的根拠が記録されます。
| 種別 | 祝日判定理由フィールドの値 |
|---|---|
| 通常の祝日 | (空欄) |
| 振替休日 | 振替休日(祝日法第3条第2項) |
| 振替元の日曜祝日 | 祝日が日曜日のため振替休日あり(祝日法第3条第2項) |
| 国民の休日 | 国民の祝日に関する法律第3条第3項 |
後から「なぜこの日が休日なのか」を確認できるため、監査対応や引き継ぎにも役立ちます。
本プラグインは、kintoneの祝日カレンダーの手作業登録ミスで受注アプリの動作(納期予定から仕入発注日を逆算する機能)に異常が発生したので「祝日登録を自動で一括登録したい」ニーズに基づいて開発しました。

デモ画面動画
下記のデモ画面では、プラグイン設定画面で選択したレコード一覧表のヘッダー部分にに表示される「年度(西暦)」に”2026″と入力して「祝日登録」のボタンをクリックすると、その年の祝日を取得してレコードを自動作成します。

登録された祝日データは、カレンダービューに表示することも可能です。

🛠️ プラグインの設定方法
kintoneアプリの準備
まず、祝日データを登録するkintoneアプリに以下のフィールドを作成してください。
| フィールド名(例) | タイプ | 重要な設定 |
|---|---|---|
| 祝日キー | 文字列(1行) | 「値の重複を禁止する」に設定 |
| 祝日 | 日付型 | 「値の重複を禁止する」に設定 |
| 祝日名(日本語) | 文字列(1行) | — |
| 祝日名(英語) | 文字列(1行) | — |
| 祝日判定理由 | 文字列(1行) | — |
⚠️ 重要:「祝日キー」フィールドの「値の重複を禁止する」は必須設定です。UPSERTの
更新キーして使用するため、この設定がないとエラーが発生します。
さらに、プラグインで「祝日の登録」ボタンを表示・実行させたい一覧表を1つ作成してください。
プラグイン設定画面での操作
アプリのプラグイン設定画面を開くと、下記の設定項目が表示されます。

Step 1:取得設定
| 設定項目 | 操作方法 |
|---|---|
| 国コード | ドロップダウンから選択(JP/US/GB など11カ国) |
| 対象ビューID | ドロップダウンから一覧ビューを選択(ビュー名とIDが表示される) |
Step 2:フィールドコード設定
| 設定項目 | 選択するフィールド |
|---|---|
| 祝日キー フィールド | 文字列(1行)フィールド(重複禁止を設定) |
| 祝日 フィールド | 日付型フィールド(重複禁止を設定) |
| 祝日名(日本語) フィールド | 文字列(1行)フィールド |
| 祝日名(英語) フィールド | 文字列(1行)フィールド |
| 祝日判定理由 フィールド | 文字列(1行)フィールド |
各フィールドはドロップダウンに「ラベル名(フィールドコード)」形式で表示されますので、フィールドコードを覚えていなくても設定できます。
主な活用例のご紹介
祝日データがkintoneに蓄積されると、さまざまな業務アプリの「日付処理の精度」が一気に向上します。
以下の活用事例を参考にしてください。
活用事例①:勤怠管理アプリ ── 休日・残業の自動判定
勤怠アプリで「この日は祝日だから出勤すると休日出勤扱いにする」処理をするには、システムが祝日を知っている必要があります。本プラグインで祝日データを蓄積しておくと、勤怠アプリが登録済みの祝日を参照して「休日出勤か否かの判定」「割増賃金の自動計算」「年間カレンダーの自動生成」を正確に動かし続けられます。毎年の更新もボタン1つで完了するため、担当者交代時の引き継ぎ漏れも防げます。
活用事例②:プロジェクト管理アプリ ── 営業日ベースの納期計算
「受注から5営業日後を納期にしたい」「祝日が挟まる場合は自動的に翌営業日に繰り越してほしい」という要件は、プロジェクト管理や受発注管理で頻出します。kintoneの祝日データを参照することで、土日・祝日・振替休日・国民の休日すべてを除外した正確な営業日計算が実現し、締切の見落としや「実は祝日だった」というミスを未然に防げます。
とくに本プラグインは振替休日と国民の休日まで登録するため、「5月3日〜6日の連休」のような複合的な連休も正確に処理できます。
活用事例③:業務カレンダーのビジュアル表示
kintoneのカレンダービューと組み合わせると、祝日レコードをカレンダー上に視覚的に表示できます。「祝日名(日本語)」フィールドをカレンダーのタイトルフィールドに設定すれば、どの日が何の祝日かが一目でわかる業務カレンダーが完成します。
さらに「祝日判定理由」フィールドを活用すれば、「振替休日のみ色分け表示する」「国民の休日をハイライトする」といった条件付き表示も実現できます。
活用事例④:顧客対応・問い合わせ管理 ── SLA期限の自動計算
「お問い合わせから3営業日以内に回答する」というSLA(サービスレベル合意)を管理しているカスタマーサポートチームでは、祝日を考慮した対応期限の計算が不可欠です。本プラグインで蓄積した祝日データを参照することで、問い合わせ登録日を起点に正確な「回答期限日」を自動計算してフィールドにセットできます。対応漏れやSLA違反のリスクを減らし、顧客満足度の向上につなげられます。
活用事例⑤:お知らせ・リマインダー ── 祝日前日の自動通知
kintoneの自動化機能(またはkintone連携ツール)と組み合わせることで、「祝日の前営業日に自動でお知らせメール・チャット通知を送る」しくみが作れます。「翌日が祝日なので締切に注意してください」「明日は祝日のため窓口対応はできません」といった通知を手動で送っている担当者の負担を大幅に削減できます。
本プラグインが振替休日・国民の休日まで登録しているため、通知の自動化も連休の初日前日まで正確に対応できます。
活用事例⑥:給与・経費精算 ── 締め日・支払日の自動補正
「毎月25日が給与支払日だが、祝日の場合は前営業日に繰り上げる」「月末締めの経費精算が祝日と重なった場合の処理」といったルールは、手動管理では見落としが起こりがちです。祝日データを連携することで「支払日が祝日 → 直前の営業日を自動計算してセット」という処理が実現し、経理担当者が毎月カレンダーを確認して手動で日付を変更する作業がなくなります。
活用事例⑦:休日判定プラグインとの組み合わせ
本プラグインで構築した祝日アプリは、「休日判定&営業日計算プラグイン」(別途提供)と組み合わせることで真価を発揮します。祝日アプリを「マスタ」として参照することで、任意の日付に対して「翌営業日」「前営業日」「N営業日後」を自動計算するフィールドを別アプリに組み込めます。
自社独自の特別休日(創立記念日・年末年始の独自日程など)を祝日アプリに追加登録しておけば、会社固有の営業日カレンダーとして機能します。勤怠・受発注・顧客管理・工程管理など、日付を扱うすべてのアプリに対して「1つの祝日マスタを共有する」設計が実現します。
💻 試用版プラグインのお申込み
本プラグインの試用版(60日間)をご希望の方は、以下のフォームからお申し込みください。
お申込み者のEメール宛に「試用版ダウンロードのご案内」をEメールでご送付します。
★★ kintoneの「ドメイン名」は正確にご記入ください。★★
📬 お問い合わせ・料金体系
本プラグインは、下記の料金プランで販売しています。
ご購入を希望される場合は、各プランの「購入する」ボタンからお申込みください。
簡易サポート契約では、当サイトのアプリテンプレートとプラグインを合計6種類までご利用できます。
会員サポート契約では、導入支援から運用ヘルプデスク対応をフルサービスでご提供します。
| 項目 | 買い取り方式 | 簡易サポート | 会員サポート |
|---|---|---|---|
| 料金体系 | 80,000円 (税抜) | 120,000円 (税抜) | 360,000円 (税抜) |
| 契約期間 | - | 毎年更新 | 6か月更新 |
| 導入サポート | ✔ | ✔ | ✔ |
| メールサポート | × | ✔ | ✔ |
| チャットサポート | × | ✔ | ✔ |
| バージョンアップ対応 | × | ✔ | ✔ |
| 運用ヘルプデスク対応 | × | × | ✔ |
| 商品のご利用範囲 | 本商品のみ | 6種類までご利用可能 ユーザー数10名まで |
無制限 ユーザー数30名まで |
| お問い合わせ/お申し込み | 購入する | お申込み |
リリースノート
【名称】kintoneアプリに世界の祝日を自動登録するプラグイン
【概要】holiday APIから世界の祝日データを取得し、kintoneアプリに自動登録するプラグインです。
- 2026/06/8Ver1.0.0
初期バージョンの公開
プラグインの基本機能を実装 - Ver1.0.2
プラグイン設定画面のアイコンとデザインを変更
プラグインの「国コード」をドロップダウンリストで選択入力方式に変更
プラグインの「対象ビューID」をドロップダウンリストで選択入力方式に変更
/k/v1/app/views.jsonで、アプリのビュー名,ViewIDを取得する機能を追加
プラグイン設定画面の「保存する」ボタンで kintone標準のトースト通知を表示する様に、setConfigをコールバックなしに修正 - 2026/06/09Ver1.1.0
ライセンス認証機能を追加
プラグイン設定画面にライセンス状態と有効期限を表示する機能を追加
このプラグインで利用しているOSSのライセンスはありません。
プラグインが使用している外部APIの詳細は、以下の通りです。
- Nager.Date API(https://date.nager.at/api)
世界約100か国以上の祝日・休日データをREST APIで取得できます。
ユーザー登録不要・無料で利用可(公開エンドポイントURLにGETリクエストを送る方式)- Author: Nager.Date チーム
- License: MIT License 但し、ローカル運用する場合はライセンスキーが必要
参考記事(Javascriptカスタマイズ事例)
以下の記事は、本プラグインの機能を活用した事例の紹介記事です。
本プラグインの色々な活用事例も紹介していますので、ご参考にしてください。

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