ユーザーの所属組織をドロップダウンで一覧画面に表示し、組織切替をワンクリックで可能にします。
kintone で「ログインした人の所属組織のレコードだけを一覧に表示したい」。これは、kintoneの利用ユーザーと組織が増えるとよく出てくる要望事項です。
ログインユーザーの優先する組織(1つ)で動的に絞り込み表示することは、標準機能でも可能です。

しかし、中小企業によくある、複数の部門を兼任しており所属組織が2つ以上あるユーザーの場合は、複数の所属組織を切り替えてレコードを絞り込み表示するためには、ユーザープロフィール画面で優先する組織の切替が必要ですが、この操作には、画面の切り替えを含めて4~5クリックの操作が必要なので少し面倒です。

本プラグインは、ユーザーの所属組織をレコード一覧のヘッダーにドロップダウンで表示して、レコード一覧の組織別の絞り込み表示の切り替えをワンクリックで操作出来る機能を提供します。
プラグインの主な機能と特徴

- ログインユーザーの所属組織で動的絞り込み
ログインユーザーの所属組織を自動取得し、レコード一覧にドロップダウンで表示します。
ログインユーザーの所属組織で、レコード一覧の絞り込み条件が動的に変化します。 - 複数組織のドロップダウンの選択でレコード一覧表示を切替
1人で複数の組織に所属しているユーザーの場合、ドロップダウンに複数の組織が表示されるので、ドロップダウンの組織切替のみでレコード一覧の絞り込み条件を変更できます。 - 標準のビューURLクエリ方式なのでAPI利用リミット数の消費が最小限
ユーザーの所属組織の取得でAPI利用リミット数を多少消費しますが、ドロップダウンの組織の表示切替は、標準のビューURLクエリ方式なのでAPI利用リミット数を消費しません。 - 親組織を子組織レベルに自動展開
親組織(ビューURLのクエリに指定できない)を、子組織レベルまで自動展開してドロップダウンに表示します。 - (すべて)のビューを非表示にできる
既定の(すべて)のビューを非表示にするオプション機能があります。 - 導入方法が簡単
必須の設定項目は二種類(対象ビュー、組織選択フィールド)だけで、全て一覧表から選択できる簡単設定です。
動作デモ画面
デモ画面では、ログインユーザーの所属組織名(組織コード)をレコード一覧表のヘッダー行にドロップダウンリストで表示して、ユーザー所属組織の切替操作で、組織選択の条件に一致したレコードだけを絞り込み表示します。
複数の組織に所属しているユーザーの組織表示の切替をワンクリックで操作できることが特徴です。

プラグインの設定方法
kintoneの「プラグイン一覧」からZIPファイルを読み込み、対象アプリにプラグインを追加します。
アプリの設定画面を開き、プラグインの設定アイコンをクリックします。

- ユーザー組織選択の切替を実行するビューをドロップダウンリストから選択します。
- ユーザーの所属組織と比較する組織選択型フィールドをドロップダウンリストから選択します。
- 組織選択ドロップダウンから、絞り込み検索の対象外の親組織を除外します(既定値:ON)。
- 初期表示の絞り込み条件を「優先する組織」にする場合はONにします(既定値:ON)。
- 既定の(すべて)ビューを隠したい(非表示にする)場合はONにします。
- 動作不良の検査用にデバッグログを出力します(本番運用ではOFFが推奨です)。
設定のポイント
- プラグインの実行ビュー(LIST形式)を指定します。実行ビューで表示した場合だけ動作します。
- アプリに組織選択フィールドが無い場合は設定画面に警告が表示されます。フィールドを追加してください。
- 親組織をドロップダウンから除外するは、設定ONが推奨です。
- 初回表示時、初期値(優先する組織)で自動絞り込みは、設定ONが推奨です。
- 既定の(すべて)のビューを非表示にするオプションがあります。

⚠️DOM操作でCLASS名を参照していますので、kintoneアップデートの影響を受ける可能性があります。
まとめ
「レコード一覧をユーザー組織で切り替え表示プラグイン」は、kintoneの標準機能の「優先する組織」の切替操作を、レコード一覧の画面で簡単に操作できる様にするプラグインです。ドロップダウンの組織表示切替は、標準のビューURLクエリ方式なのでAPI利用リミット数を消費しません。
複数の組織に所属するユーザーの組織切替の操作をワンクリックで簡単にできるので、頻繁に「優先する組織」の切替操作を行っていたユーザーにとって、UI/UXを向上して無駄なクリック操作を削減する効果があります。
全社共有アプリでの部署別表示、拠点・店舗ごとの顧客/在庫管理、自組織メンバーの限定表示など、活用範囲は広いはずです。ダウンロードページから入手して、ぜひお試しください。
💻 無料版ダウンロードページ
本プラグインは、キンコミユーザー様向けに「無償」で配布しています。
ご希望の方は、以下の画像をクリックしてダウンロードページを開いてください。
(ダウンロードのパスワードは、キンコミ記事内で公開しています)

リリースノート
【名称】レコード一覧をユーザー組織で切り替え表示
【概要】ユーザーの所属組織をドロップダウンで一覧画面に表示し、組織切替をワンクリックで可能にします。
- 2026/08/25Ver1.0.0
初版リリース。
ログインユーザーの全所属組織 を取得してドロップダウンに表示する基本機能の実装 - 2026/08/26Ver1.0.6
親組織をドロップダウンの選択肢から除外。「組織選択フィールド in (“組織コード”)」は完全一致でしか判定されず、子組織に属するレコードは絞り込みにヒットしないため、子組織を持つ組織(=親組織)を除外し、末端組織(子組織を持たない組織)のみを選択肢として表示するように変更。
ドロップダウンの選択肢を組織コードの昇順でソートするように変更。
ドロップダウンの初期値をログインユーザーの「優先する組織」にするように変更。 - 2026/08/27Ver1.0.8
組織選択フィールドのフィールドコードを正規表現に埋め込む際にエスケープ処理を追加。
ラベルとドロップダウンをfor/idで関連付け、アクセシビリティを改善。
既定の(すべて)ビューを隠す機能(オプション)を追加
このプラグインで利用しているOSSのライセンスはありません。
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別バージョンのレコード一覧表をユーザーの所属組織(複数可)で動的に絞り込み表示するプラグインです。
組織の階層に対応しており「優先する組織」以外の所属組織も検索してカスタムビューに表示します。

以下の記事は、kintone標準機能でレコード一覧表をユーザー所属組織で動的絞り込み表示する事例のnote記事です。
「note:アプリ活用研究会(キン活)」は、当サイトのメンバーが執筆しています。
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