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作業日報の開始・終了日時をボタン操作だけで記録する

~ 煩雑な作業時間の記録を[開始・中断・終了ボタンの実装で簡単にする ~

📢 はじめに

日々の作業日報による作業時間の記録は、製造業や建設業の原価計算や納期管理に必要な重要データです。
しかし「現場作業者の負担が大きい」「手入力だと記録忘れやミスが発生する」「日報の集計が手作業で大変」といった課題を抱えている企業は少なくありません。

今回は、kintoneアプリのカスタマイズで、これらの課題を解決する「作業開始・終了ボタン」の実装事例をご紹介します。

💻 日報作業時間アプリのデモ画面

レコード詳細画面で「開始・中断・終了」ボタンをクリックするだけの簡単操作です。
編集モードにする必要もありません。ボタンクリックだけで作業時間が自動的に記録されます。
作業記録はテーブル形式で、1行毎に開始から終了(又は中断)までの作業時間を記録します。
これなら、休憩時間や勤務時間外の時間を除いた正味の作業時間を記録することが可能です。

下記の画面は、10月15日から10月16日にかけて2日間の作業を記録した画面サンプルです。
この様に、1つの作業を2日以上の日数で作業する場合も、正味作業時間の記録が可能です。


👨‍💼 ユーザーの操作性

シンプルな操作(ボタンクリックのみ)

  1. 作業開始:レコード詳細画面で「開始」ボタンをクリック
    • 作業状態が「作業開始」に変化し、新しい行の開始時間に現在日時が自動入力されます。
        
  2. 作業中断:レコード詳細画面で「中断」ボタンをクリック
    • 作業が未了の状態で、休憩時間や退社時間になったら「中断」ボタンを押します。
    • 作業状態が「作業中止」に変化し、終了時間に現在日時が自動入力されます
    • 休憩終了後、又は翌日の作業を再開する時間に「開始」ボタンを押します。
        
  3. 作業終了:レコード詳細画面で「終了」ボタンをクリック
    • 作業状態が「作業終了」になり、最終行の終了時間に現在時刻が自動入力されます。
    • 終了後に、もう一度作業を再開したい場合は「開始」ボタンを押します。
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誤操作の防止機能付き

  • 終了忘れチェック:「作業開始」してから再度「開始」ボタンを押すと、警告メッセージを表示
  • 開始忘れチェック:「作業開始」前に「中断」ボタンを押すと、エラーメッセージを表示
  • 終了時間の上書き防止:「終了」ボタンを誤って2回押しても、終了時間は上書きされません。

モバイル/タブレットでも操作可能

kintoneのパソコン画面の操作性そのままで、タブレット端末でも操作可能です。
現場を回りながら作業時間を記録することができます。

※スマホ端末で運用を希望される場合は、別途ご相談ください。


✨ 本カスタマイズの目的

1. 入力作業の簡素化

従来の作業日報では、作業者が開始日時と終了日時を手入力する必要がありました。このカスタマイズにより、ボタンをクリックするだけで現在日時が自動入力されるため、作業者の負荷を大幅に削減できます。

2. 記録の正確性向上

作業開始・終了の瞬間にボタンを押すことで、正確な時刻が記録され、データの信頼性が向上します。
ボタンクリックだけの簡単操作なので、開始・終了日時の入力漏れや、記憶頼りの入力から解放されます。

3. リアルタイムで現場の状況を把握

日報アプリを更新した瞬間にデータが記録されるため、リアルタイムで現場の状況を把握できます。
管理者は、日報提出を待つことなく、レコード一覧表で全ての作業状態を把握することが可能です。


⛳ カスタマイズで得られるメリット

作業者側のメリット

  • 入力時間の大幅削減:作業時間入力にかかる手間や時間を大幅に削減
  • 入力ミスの防止:システムが自動で現在時刻を取得するため、入力ミスがゼロに
  • 直感的な操作:「開始」「中断」「終了」の3つのボタンだけのシンプル操作
  • 作業に集中できる:複雑な入力作業から解放され、本来の作業に集中可能

管理者側のメリット

  • 正確なデータ収集:記憶違いや入力ミスのない信頼性の高いデータ
  • 作業の進捗管理:日報記録で作業の進捗状況を即座に把握が可能
  • データの活用性向上:正確な作業時間のデータ収集で、集計や分析精度が向上

📕 収集したデータの活用方法

1. 作業時間の可視化

テーブル内に複数の作業記録が蓄積されることで、以下のような分析が可能になります。

日次分析

  • 担当者別の総作業時間
  • 作業の開始・終了時刻の傾向
  • 作業の中断回数や頻度

週次・月次分析

  • 作業時間の推移
  • 繁忙期と閑散期の特定
  • 作業効率の変化

2. 工数管理の精緻化

正確な作業時間データにより、以下が実現できます。

  • 標準時間の算出:同じ作業の平均時間を計算し、標準作業時間を設定
  • 見積精度の向上:実績データに基づいた正確な見積作成
  • 生産性指標の算出:作業時間と生産数から生産性を定量評価

3. 原価計算への活用

作業時間データを人件費と紐付けることで、製品ごとの正確な原価計算が可能になります。

実際原価 = 材料費 + 人件費(作業時間 × 時間単価)

🔨 カスタマイズの実装方法

必要な環境

  • kintoneスタンダードコース以上
  • kintoneシステム管理者権限(アプリテンプレートの導入に必要)
  • アプリテンプレート登録後は、アプリ作成権限だけでカスタムアプリを作成可能!

アプリの設計

本カスタマイズに必須のフィールドは下記の通りです。それ以外の任意のフィールドを加えれば、自社の業務に合わせた作業日報アプリのフォームを設計できます。

必須のフィールド

  • ボタン表示スペース(スペース型)
  • 作業状態(ドロップダウン型)
  • 作業記録:(テーブル)
    • 番号(数値型)  :テーブルの行番号
    • 開始時間(日時型):開始ボタンの出力先
    • 終了時間(日時型):中断・終了ボタンの出力先
    • 作業時間(分) :標準機能の計算型(省略可)
    • 作業時間(時分):標準機能の計算型(諸略可)

任意のフィールド

  • 作業タイトル、登録日付、製造番号、受注番号、受注先顧客名など
  • ユーザー選択、担当者の選択、使用機械の選択など
  • 作業の注意事項、備考など

🎯 まとめ

製造業の作業日報において、「正確な時間記録」は業務改善の第一歩です。
このカスタマイズにより、以下が実現できます。

✓ 入力作業負荷の大幅削減
✓ データの正確性向上(入力ミスゼロ)
✓ リアルタイムな進捗把握
✓ 工数管理・原価計算の精緻化
✓ 継続的な改善活動の基盤構築(コレが最大のメリットです!)

シンプルなボタン操作だけで、現場の作業記録が劇的に改善されます。kintoneのカスタマイズ機能を活用して、製造現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進してみてはいかがでしょうか。

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🧩 プラグインのご紹介

当社が開発した「作業時間を記録するテーブル式日時記録」プラグインをご紹介します。
Javascriotカスタマイズは、少しハードルが高いです💦 という方はこちらもご検討下さい。

作業時間を記録するテーブル式日時記録プラグイン
「開始・中断・終了」ボタンクリックで作業記録テーブルに日時を記録できるプラグインです。試用版のお申込み主な機能と特徴kintoneアプリで作業時間を記録したいけど、入力手順が「レコード表示>編集画面切替>日時選択」と面倒なので、ボタンクリックだけで開始時間と終了時間を登録できるようにしたいと思ったことはありませんか?また、2日以上で日跨ぎの作業記録をテーブルに記録したいけど、テーブル操作が面倒だと思ったことはありませんか?本プラグインは、ボタンクリックだけでテーブル行に作業時…

🔨 自分でカスタマイズしてみたい方へ

以下のNote記事で本記事のカスタマイズ事例を紹介しています。
記事内で紹介しているカスタマイズコードは、無料で利用できるので是非挑戦してみて下さい。

kintone日報アプリのボタン操作で作業時間を自動記録する仕組み|アプリ活用研究会(キン活)
やりたいこと kintoneの作業日報アプリで開始時間と終了時間をボタンクリックで自動入力したい。1つの作業について、休憩時間や日跨ぎも考慮した作業時間を記録できるようにしたい。 製造の作業現場では、作業日報の記録が日々の重要な業務となっています。 しかし、「現場作業者の入力負担が大きい」「手入力だと記録忘れやミスが発生する」といった課題を抱えている企業は少なくありません。 今回は、「作業開始・終了ボタン」のカスタマイズで、これらの課題を解決する方法をご紹介します。 (実際に…

🌸 アプリテンプレートの販売

この記事で紹介したカスタマイズ機能のアプリテンプレートをサポート契約先限定でご提供しています。

アプリテンプレートを利用すれば、デモ画面の様に動くアプリを簡単に導入できます。
設定方法や操作方法もサポート対象です。

料金プラン

本記事でご紹介しているアプリテンプレートを、下記の料金プランで販売しています。
ご購入を希望される場合は、各プランの「購入する」ボタンからお申込みください。

簡易サポート契約では、当サイトのアプリテンプレートとプラグインを合計6種類までご利用できます。
会員サポート契約では、導入支援から運用ヘルプデスク対応をフルサービスでご提供します。

項目 単品販売 簡易サポート 会員サポート
料金体系 60,000円 (税抜) 120,000円 (税抜) 360,000円 (税抜)
契約期間 なし 毎年更新 6か月更新
導入サポート
メールサポート ×
チャットサポート ×
バージョンアップ対応 ×
運用ヘルプデスク対応 × ×
商品のご利用範囲 本商品のみ 6種類までご利用可能
ユーザー数10名まで
無制限
ユーザー数30名まで
お問い合わせ/お申し込み 購入する お申込み

初期導入期は会員サポートで契約して、契約満期後に簡易サポートに移行することも可能です。

🏫 kintone人材育成研修

この様なカスタマイズを自分で出来る様になりたい方は、当サイトの「Kintome人材育成」上級コースの受講をご検討して下さい。当サイトのTIPSで紹介しているカスタマイズ例のテンプレートを使えば、簡単に実装出来ます!
上級コースの受講者には、特典で当サイトのカスタマイズテンプレート(3種類まで)と3か月のサポート契約を無償でご提供しています。

研修目的を「カスタマイズテンプレートのアプリ導入」とする研修メニューもご提案可能です。

📣カスタマイズ・導入支援いたします!

本記事の様な「kintoneアプリのカスタマイズ」をご希望の企業様へ
kintoneを便利に活用できるカスタマイズと運用支援は、ぜひ当社にご相談ください!

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事例紹介

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