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kintone×国税庁API連携で法人情報を自動取得!

取引先をkintoneに登録するとき、「社名と住所を入力したけれど、正しい名称と住所を入力出来ていなかった」「インボイス番号を調べるのに時間がかかる…」といった経験はないでしょうか。

このカスタマイズは、そんな取引先入力の悩みを一気に解決します。国税庁の公式APIとkintoneを連携することで、ボタンひとつで法人番号・インボイス番号・住所情報を自動取得 できるようになります。


1. 法人名で「法人番号」と「インボイス番号」を一括検索

このカスタマイズで実現することは、とてもシンプルです。

法人名(または法人番号)を入力するだけで、国税庁の公式データベースから正確な法人情報を取得し、kintoneのフォームに自動入力する

具体的には、次の情報がフォームへ自動セットされます。

  • 商号又は名称(正式な法人名)
  • フリガナ
  • 法人番号(13桁)
  • インボイス登録番号(T + 13桁)
  • 法人種別(株式会社、有限会社などの区分コード)
  • 郵便番号
  • 都道府県/市区町村/番地

入力者は最後に電話番号など、APIで取得できない補足情報だけを足して保存すればOK。
1件あたり数秒で正確な取引先データが完成 します。


2. 事前準備 ― 国税庁APIのアプリケーションID申請

このカスタマイズを動かすには、国税庁が提供するWeb-APIの 利用申請 が必要です。完全無料 で利用できます。

API名役割申請ページ
法人番号システムWeb-API法人番号・社名・住所の取得houjin-bangou.nta.go.jp/webapi/

申請の流れ

  1. 上記サイトから「アプリケーションID発行届出」フォームを提出
  2. 約2週間で、国税庁からメールでアプリケーションIDが届く
  3. 届いた英数字のIDを、kintoneと国税庁の間をつなぐ仕組み(Google Apps Script等)に設定

申請にあたってExcelの申請フォームをDLして、目的・用途を記入する必要があります。さらにAPIを利用するシステムの入力画面など利用状況を説明できる資料の添付が必要です。
申請は、個人事業主・中小企業から大企業まで誰でも申し込めます。


3. 法人番号システムWeb-APIの特徴

国税庁の法人番号Web-APIは、業務利用するうえで嬉しい特徴がいくつもあります。

信頼性が高い

全国の法人約500万件を網羅する、国税庁の公式データベースです。登記情報をもとに更新されているため、市販の企業データベースより基礎情報は正確で最新です。

完全無料・商用利用OK

利用料は一切かかりません。商用利用の制限もありません(取得元の明示は必要)。

リアルタイム検索

社名変更や本店移転があった場合も、国税庁のデータベース更新後すぐに反映されます。

取得できる「基本3情報」

  • 法人番号(インボイス番号)
  • 商号又は名称
  • 本店又は主たる事務所の所在地

これに フリガナ・法人種別 の関連情報が加わります。

取得できない情報もあります

電話番号、代表者名、売上規模、業種といった情報は 国税庁APIには含まれません。これらは公表対象外なので、必要な場合は別のサービス(gBizINFO・帝国データバンクなど)を併用することになります。


4. デモ画面の説明 ― 実際の操作の流れ

新規にレコードを作成する場面で、どのように動くかを順を追って見てみましょう。

Step 1:レコード作成画面で「法人情報検索」ボタンをクリック

kintoneアプリで「+」ボタンを押してレコード作成画面を開くと、フォームの上部に 「法人情報検索」 という青いボタンが表示されます。これをクリックします。

Step 2:検索ダイアログで検索条件を入力

ダイアログには2種類の検索欄があります。

  • 名称で検索:商号又は名称(部分一致でOK)と都道府県を指定
  • 番号で検索:法人番号13桁を直接入力

たとえば社名が分かっていれば「アクションプラン」と入力するだけ。都道府県も指定すると候補を絞り込めます。「検索」ボタンを押すと「検索中…」というローディング表示が出て、APIへ問い合わせます。

Step 3:候補が複数ある場合は選択

同じ名前の法人が全国に複数ある場合は、候補一覧が表示されます。それぞれ「社名・法人番号・住所」が並んでいるので、目的の1社を選んで「選択」を押します。

ヒットが1件だけの場合はこの画面はスキップされます。

Step 4:データ自動入力

選択後、画面には「データ取得中…」のローディングが表示されます。この間にインボイス番号も併せて照会しています。

数秒後、フォームの各フィールドが次々と自動入力されます。

  • 商号又は名称 → 「株式会社アクションプラン」
  • フリガナ → 「アクションプラン」
  • 法人番号 → 「7120001189649」
  • インボイス登録番号 → 「T7120001189649」
  • 法人種別 → 「301」
  • 郵便番号 → 「540-0024」
  • 都道府県 → 「大阪府」
  • 市区町村 → 「大阪市中央区」
  • 番地 → 「南新町1丁目4番8号」

あとは電話番号やビル名を手入力して保存するだけで、取引先データが完成します。


5. API利用のメリット

このカスタマイズで得られる業務上のメリットを整理します。

入力時間の劇的短縮

取引先1件あたり通常2〜3分かかっていた入力作業が、約10秒で完了 します。月に100社新規登録する部門なら、毎月3〜4時間の業務削減効果になります。

表記ゆれ・入力ミスの撲滅

「(株)」と「株式会社」、住所の「3丁目1-1」と「3丁目1番1号」など、人による表記ゆれが完全になくなります。同じ会社が違う表記で重複登録される という、よくある事故も防げます。

インボイス対応の確実化

取引先がインボイス登録事業者かどうかを、kintone登録時にその場で確認できます。インボイス番号が取得できる=適格請求書発行事業者として登録済み ということなので、仕入税額控除の判定で後から慌てる必要がなくなります。

取引先情報の最新化

社名変更や本店移転があっても、再検索すれば一発で最新情報に更新できます。

教育コストの削減

入社したばかりのスタッフでも、ボタン操作だけで正確な取引先データを登録できます。「正式社名の確認方法」「住所の書き方ルール」といった社内教育を省略できます。

全社データの統一

複数の部門・拠点で同じ仕組みを使うことで、「同じ会社のはずなのに、営業部と経理部で違う名前で登録されている」といった状況がなくなります。


6. 業務への活用事例

具体的な活用シーンを6つご紹介します。自社のどの業務に応用できそうか、想像しながらお読みください。

事例1:取引先マスター管理アプリ

最も典型的な使い方です。営業・経理・法務など複数部門で参照する取引先マスターをこのカスタマイズで構築すれば、全社で「正しいひとつの取引先データ」 を共有できます。社名や住所の更新も担当者ひとりがボタンを押せば全社に行き渡ります。

事例2:請求書・見積書発行アプリ

請求書発行アプリのフォームに組み込めば、宛名・住所・インボイス番号が一発入力されます。インボイス番号の記載漏れ間違った宛名 による請求書の差し戻しを防げます。

事例3:仕入先・外注先管理アプリ

経理担当者が新規仕入先を登録する際に、適格請求書発行事業者かどうかを瞬時に判定 できます。インボイス番号が取得できなければ免税事業者である可能性が高く、消費税の取扱いを事前に検討できます。

事例4:営業のリード管理アプリ

展示会で集めた名刺やWebからの問い合わせをkintoneに登録する際、社名さえ分かれば正確な所在地まで自動で揃います。リードデータの質が向上 し、後工程のマーケティング施策(DM送付、エリア別分析など)の精度が上がります。

事例5:契約管理アプリ

契約書には正式商号と本店所在地の記載が必須です。手入力ミスで契約書を作り直す という痛い失敗をゼロにできます。契約書ドラフト作成時の最終チェックも、kintone上のデータを信用してそのまま使えるようになります。

事例6:与信管理・反社チェックの前段階

帝国データバンクなど外部の与信調査サービスに照会をかける際、正確な法人番号があると照会精度が大幅に上がります。手入力した曖昧な社名で照会すると、別会社の情報が返ってきたり、該当なしになったりすることがあります。正しい法人番号を事前に登録しておくことで、後工程の調査業務がスムーズになります。

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まとめ

国税庁の公式APIとkintoneを連携することで、取引先情報の入力業務を 「正確に・早く・楽に」 変えることができます。

ここまでのポイントを振り返ります。

  • 国税庁APIは 無料 で利用できる、信頼性の高い公式データソース
  • kintoneのフォームに ボタンひとつ で法人情報・インボイス番号を流し込める
  • 入力ミス・表記ゆれ・確認漏れといった、日常的なストレスが解消される
  • インボイス制度対応 の業務に直結する

取引先情報の入力に「もっと効率化できないかな?」と感じている方は、ぜひこの仕組みの導入を検討してみてください。一度この便利さを体験すると、もう手入力には戻れなくなるはずです。

導入にあたっての準備は、国税庁へのアプリケーションID申請(1週間程度)が中心です。技術的な実装は外部の専門家やパートナーに依頼することもできますので、まずは「自社のどの業務に組み込めば効果が大きいか」を検討するところから始めてみてはいかがでしょうか。


このサービスは、国税庁法人番号システムおよび適格請求書発行事業者公表システムのWeb-API機能を利用して取得した情報をもとに作成していますが、サービスの内容は国税庁によって保証されたものではありません。

🔨 自分でカスタマイズしてみたい方へ

以下のNote記事で本記事のカスタマイズ事例を紹介しています。
記事内で紹介しているカスタマイズコードは、無料で利用できるので是非挑戦してみて下さい。

法人名から法人番号・インボイス番号を自動検索するカスタマイズ|アプリ活用研究会(キン活)
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🧩 プラグインのご紹介

当社が開発した「法人番号検索プラグイン」をご紹介します。
60日間の試用版をダウンロードすることもできますので、ぜひお試しください。

法人番号検索プラグイン|API連携で法人情報を自動取得する
国税庁の法人番号検索WEB-APIと連携して、法人情報を自動取得するプラグインです。試用版のお申込みこのプラグインで解決できる課題kintoneで取引先や顧客情報を登録するとき、こんな面倒を感じたことはありませんか?会社名・住所・法人番号をいちいち手で調べて入力している入力ミスや表記ゆれが起きて、後でデータの整理が大変インボイス登録番号を確認するたびに国税庁のサイトを開いている法人番号検索プラグインを使えば、これらの問題がまとめて解決します。kintoneのレコード入力画面で…

🌸 アプリテンプレートの販売

本記事でご紹介しているアプリテンプレートを、下記の料金プランで販売しています。
導入をご希望の方は、各プランの「お申込み/お問い合わせ」ボタンからお問い合わせください。
※国税庁APIのアプリケーションIDは、自社で申請して準備して頂く必要があります。

料金プラン

◆単品販売(買取型)は、導入サポート付きの価格です。
 単品動作タイプは60,000円、2アプリ連携タイプは100,000円、3つ以上連携タイプは150,000円です。
◆簡易サポート契約では、当サイトのアプリテンプレートとプラグインを合計6種類までご利用できます。
◆会員サポート契約では、ご利用範囲「無制限」で運用ヘルプデスク対応までフルサービスでご提供します。

項目 単品販売 簡易サポート 会員サポート
料金体系 60,000円 (税抜) 120,000円 (税抜) 360,000円 (税抜)
契約期間 なし 毎年更新 6か月更新
導入サポート
メールサポート ×
チャットサポート ×
バージョンアップ対応 ×
運用ヘルプデスク対応 × ×
商品のご利用範囲 本商品のみ 6種類までご利用可能
ユーザー数10名まで
無制限
ユーザー数30名まで
お問い合わせ/お申し込み 購入する お申込み

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この様なカスタマイズを自分で出来る様になりたい方は、当サイトの「Kintome人材育成」上級コースの受講をご検討して下さい。当サイトのTIPSで紹介しているカスタマイズ例のテンプレートを使えば、簡単に実装出来ます!
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