kintoneを活用して現場の状況を可視化したい建設・製造業のDX担当者の皆様へ、業務効率を劇的に改善する「週間ガントチャート表示プラグイン」の導入・活用ガイドをお届けします。
作業スケジュールを週間ガントチャートで見える化したい
建設現場や製造工場において、最も重要なのが「1週間単位の緻密なスケジュール管理」です。
多くの現場では、事務所の壁に掲げられた大きなホワイトボードに、担当者ごとの予定を書き込んでいるのではないでしょうか。しかし、デジタル化が進む現代において、このアナログ管理は大きなボトルネックとなっています。
実現したいのは、「誰が・いつ・どこで・何の作業をしているか」を、kintone上のデータから自動で1週間のガントチャートとして生成し、事務所でも外出先でもリアルタイムに共有できる状態です。
問題点:現場に聞かないと「進捗状況」と「作業負荷」がわからない
アナログな管理や、単なるレコード一覧での管理には、以下の深刻な問題が潜んでいます。
変更への弱さ
現場では急な天候不順や資材遅延が日常茶飯事です。そのたびにホワイトボードを書き直し、関係者に写真を撮って送る……といった非効率な連絡業務が積み重なっています。
進捗のブラックボックス化
ホワイトボードの更新が数日遅れると、最新の状況がわかりません。「あの案件、今日終わるんだっけ?」と確認するために、作業中の現場へ連絡する手間が発生します。
作業者別の負荷が不明瞭
一覧表形式では、特定の日に特定の作業者にどれだけの仕事が重なっているか直感的に判断できません。結果として、特定の人に無理なスケジュールを組んでしまい、納期遅延や労働環境の悪化を招きます。
今回のシナリオは、作業記録を新規登録・修正したら、リアルタイムで週間ガントチャートが更新されて、作業状態が「見える化」される環境の構築です。
デモ画面
ガントチャートプラグインは、設定画面で指定した開始日時~終了日時の範囲でチャートを表示します。
ガントチャートの時間帯、背景色、リスト表示項目とツールチップの内容は全て設定画面で指定します。
1週間単位で表示の切り替えが可能で、1週間の予定を俯瞰して「見える化」できます。

プラグインの機能の紹介
本プラグインは、kintoneの標準機能を拡張し、建設・製造業に特化した「現場が見える」機能を提供します。
直感的なドラッグ&ドロップ操作
ガントチャート上のバーをマウスで掴んで左右に動かすだけで、kintoneレコードの開始日時・終了日時が即座に更新されます。現場の状況が変わっても、カレンダー感覚でスケジュール調整が可能です。
作業状態別のカラーリング指定と表示列のカスタマイズ
作業状態別(プロセス管理のステータス、ドロップダウン型フィールドで指定)にバーの色を自動切替できるため、ひと目で作業の負荷状況がわかります。また、チャートの下部にはレコードの詳細一覧を表示でき、必要な情報(現場名、担当者名、作業内容など)を自由に配置できます。
勤務体系を考慮した「終了日時自動計算」
建設・製造現場で欠かせないのが「実働時間」の管理です。本プラグインは、昼休憩や小休憩、さらに土日の休日設定を考慮した自動計算機能を備えています。 「この作業には180分かかる」と入力すれば、休憩時間を跨いで正確な終了日時を自動セット。残業時間の抑制にも繋がります。
具体的な活用シーン
建設・製造業における週間ガントチャートの具体的な活用事例をご紹介します。
①【建設業】職人ごとの週間工事スケジュール
現場監督が複数の職人の動きを把握するために活用します。月曜から金曜までの動きを俯瞰し、特定の日だけ作業が集中していないかを確認します。急な現場の遅れが発生した際も、ガントバーをスライドさせるだけで後続の予定を一括調整でき、電話連絡の回数を大幅に減らせます。
②【製造業】製造ライン別の機械稼働管理
縦軸を「担当者」ではなく「製造ライン」や「工作機械」に設定します。各ラインの稼働状況を1週間単位で見える化することで、機械の空き時間を特定し、急ぎの特急案件をどこに差し込めるか、現場に行かなくても事務所のPC画面上で判断が可能になります。
③【設備点検】保守メンテナンスの訪問ルート最適化
点検スタッフの1週間の動きを管理します。点検は「移動時間」と「作業時間」の組み合わせです。プラグインの自動計算機能で休憩時間を設定しておくことで、無理な訪問スケジュールを防ぎ、安全運転と確実な点検作業を両立させる精度の高い計画が立てられます。
④【車両・重機】特殊車両の配車コントロール
高所作業車やダンプなどの特殊車両を「誰が・いつまで使うか」を管理します。重複予約を防ぐのはもちろん、返却予定時刻が明確になるため、次の現場への移動計画がスムーズになります。バーの色を「車両の種類」ごとに分けることで、配車バランスの把握も容易です。
⑤【設計・製図】図面作成の工数管理
製造前の設計フェーズでも有効です。1つの図面作成に何時間かかるかを算出し、設計者の負荷を見える化します。自動計算機能により、終業時刻を跨ぐ作業も翌日の開始時刻へ自動的に繰り越されるため、現実的な納期回答が顧客に対して行えるようになります。
⑥【新人教育】OJTと作業進捗のフォローアップ
新人とベテランを並べて表示することで、新人の作業にどれだけ時間がかかっているか、フォローが必要な箇所はどこかを可視化します。遅れが出ている箇所が視覚的に強調されるため、手遅れになる前にアドバイスを送るなど、教育的なコミュニケーションのきっかけとしても機能します。
まとめ
kintoneを単なる記録ツールから、業務ルールを支える仕組みにするためには、「アプリが業務ルールに則った動作をする」必要があります。
「現場の状態」がリアルタイムに情報共有されることで、管理者は的確な指示を出すことができ、現場スタッフは作業に集中できる環境が整います。まずは1つのアプリ、1つのチームから、ホワイトボードをタブレットに置き換えてみませんか?
正確な納期管理と、無理のない負荷分散が、現場の生産性を一段階上のステージへと押し上げるはずです。
【製品情報】
今回ご紹介したプラグインの詳細は、以下のプラグイン紹介ページよりご確認いただけます。
無料お試し期間も用意していますので、まず自社の受注アプリでその効果を体感してみてはいかがでしょうか。
🧩 プラグインのご紹介
記事内で紹介している、当社が開発した「週間ガントチャート表示」プラグインをご紹介します。
Javascriotカスタマイズは、少しハードルが高いです💦 という方はこちらもご検討下さい。

🔨 自分でカスタマイズしてみたい方へ
以下のNote記事で本記事に関係するカスタマイズ事例を紹介しています。
記事内で紹介しているカスタマイズコードは、無料で利用できるので是非挑戦してみて下さい。
「note:アプリ活用研究会(キン活)」は、当サイトのメンバーが執筆しています。

🌸 アプリテンプレートの販売
本記事でご紹介しているカスタマイズ機能のアプリテンプレートを、下記の料金プランで販売しています。
導入をご希望の方は、各プランの「お申込み/お問い合わせ」ボタンからお問い合わせください。

■ 料金プラン
◆単品販売(買取型)は、導入サポート付きの価格です。
単品動作タイプは60,000円、2アプリ連携タイプは100,000円、3つ以上連携タイプは150,000円です。
◆簡易サポート契約では、当サイトのアプリテンプレートとプラグインを合計6種類までご利用できます。
◆会員サポート契約では、ご利用範囲「無制限」で運用ヘルプデスク対応までフルサービスでご提供します。
| 項目 | 単品販売 | 簡易サポート | 会員サポート |
|---|---|---|---|
| 料金体系 | 60,000円 (税抜) | 120,000円 (税抜) | 360,000円 (税抜) |
| 契約期間 | なし | 毎年更新 | 6か月更新 |
| 導入サポート | ✔ | ✔ | ✔ |
| メールサポート | × | ✔ | ✔ |
| チャットサポート | × | ✔ | ✔ |
| バージョンアップ対応 | × | ✔ | ✔ |
| 運用ヘルプデスク対応 | × | × | ✔ |
| 商品のご利用範囲 | 本商品のみ | 6種類までご利用可能 ユーザー数10名まで |
無制限 ユーザー数30名まで |
| お問い合わせ/お申し込み | 購入する | お申込み |
🏫 kintone人材育成研修
この様なカスタマイズを自分で出来る様になりたい方は、当サイトの「Kintome人材育成」上級コースの受講をご検討して下さい。当サイトのTIPSで紹介しているカスタマイズ例のテンプレートを使えば、簡単に実装出来ます!
上級コースの受講者には、特典で当サイトのカスタマイズテンプレート(3種類まで)と3か月のサポート契約を無償でご提供しています。
研修目的を「カスタマイズテンプレートのアプリ導入」とする研修メニューもご提案可能です。

📣カスタマイズ・導入支援いたします!
本記事の様な「kintoneアプリのカスタマイズ」をご希望の企業様へ
kintoneを便利に活用できるカスタマイズと運用支援は、ぜひ当社にご相談ください!

#kintone #Plugin#カスタマイズ #プロセス管理 #ガントチャート #スケジュール管理
