📢 2025年8月10日リリースの新API
kintoneに「ログインユーザーのカスタマイズ項目を取得する」新しいJavaScript関数が登場しました。
関数名:kintone.user.getCustomFields()
これまで、ユーザー情報のカスタマイズ項目を取得するにはUser APIを使う必要がありましたが、今回の新しいJavascriptAPI(JS関数)で簡単に取得できるようになり、コードの記述方法もスッキリ!
しかも、API利用回数制限の対象外なのも大きなポイントです。
⚙ そもそも「カスタマイズ項目」って何?
カスタマイズ項目とは、kintoneのユーザー情報に自由に追加できる項目のこと。
例えば「上司」「特技」「出身県」など、最大50個まで作れます。
※Cybouz共通管理者の権限が必要です!
設定方法はとても簡単で、
- サイボウズ共通管理の「組織とユーザー」から
- 「プロフィール項目の設定」ボタンをクリックし、
- カスタマイズ項目の欄を追加・編集するだけ。
入力形式は「テキスト1行」か「ユーザー選択」のどちらかを選べます。
例えば「上司(ユーザー選択型)」「特技(テキスト型)」のように設定可能です。

⛳ 実際の活用イメージ
例えば、新規レコード作成画面を開いたときに…
- 「特技」フィールドに、ログイン中の自分の特技を自動入力
- 「上司」フィールドに、自分の上司を自動設定
といったことが、ほんの数行のコードでできちゃいます。
入力の手間がなくなり、ミスも防げます。

💻 サンプルコード(シンプル版)
以下は、分かりやすさ重視の最小構成サンプルです。
フィールド存在チェックや型チェックは省略しています。
サンプルコードは、MITライセンスなので、自由に使っていただいて問題ありません。
/* ログインユーザーのカスタマイズ項目を取得する
* sample:kintone.user.getCustomFields()
* Distributor: https://note.com/appgroup
* Copyright (c) 2025 Application Utilization Study Group
* Licensed under the MIT License
------------------------------------------------------------*/
(function () {
"use strict";
const EVENTS = ["app.record.create.show", "app.record.edit.show"];
kintone.events.on(EVENTS, async (event) => {
// ユーザーカスタマイズ項目の取得(新API)
const customFields = await kintone.user.getCustomFields();
// ログインユーザー名のセット
event.record["ユーザー名"].value = kintone.getLoginUser().name;
// カスタム項目:特技(skill)の取得とセット
const skill = customFields.find(f => f.code === "skill");
event.record["特技"].value = skill?.value ?? "";
// カスタム項目:上司(boss)の取得とセット
const boss = customFields.find(f => f.code === "boss");
event.record["上司"].value = boss?.value ? [{ code: boss.value.code, name: boss.value.name }] : [];
return event;
});
})();📌 ここがスゴイ!新関数のメリット
- API利用回数制限なし
REST APIの利用回数の制限(例:1アプリ1日1万回)を気にせず利用可能。 - コードがシンプル
User API経由でJSON処理していた部分が不要に。 - 応用が広い
- 特技や役職に応じて画面表示を変える
- プロセス管理の「決裁者」に上司を自動セット
- メッセージ表示や承認ルート分岐などにも活用可能
🎯 まとめ
これまで面倒だった「ログインユーザーのカスタマイズ項目取得」が、1行の関数で完了する様になりました。
特に「上司」や「特技」などの情報を使った自動化・条件分岐が、もっと手軽にできるようになります。
新しいJS関数を使えば、API利用回数制限の対象外なのも嬉しいですね。
💡 ポイント
「ユーザーの上司を自動取得して決裁者欄に入れる」などの事例は、従来のUser API版も参考になるので、必要に応じてチェックしてみてください。
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