Tips

kintone×生成AI(MCPサーバー)の活用

AIとの連携で、データ集計や資料分析も自然な会話でOKに!

kintoneユーザーの皆さん、こんにちは!
毎日kintoneを使いこなしている皆さんの中には、「もっとこうなったら便利なのに…」と感じることはありませんか?

2025年9月のアップデートで、生成AIと連携できる「kintone MCPサーバー」が発表されました。
これは、まるでkintoneに優秀なアシスタントがやってきたようなものです。

たとえば、「大量のレコードから、特定の情報を素早く見つけたい!」「このアプリから特定の条件でデータを集計して、グラフにしたい!」「あのアプリとこのアプリのデータを組み合わせて、レポートを作りたい!」…そんな願い、AI(人工知能)が叶えてくれるかもしれません!

AIアシスタントに話しかけるだけで何ができるの?

一番のメリットは、「自然言語でkintoneを操作できる」ようになることです。

難しそうな設定や複雑な操作は不要です。
日本語でAIに話しかけるだけで、以下のようなことが簡単にできるようになります。

  • 複数アプリをまたいだ情報収集
    「顧客管理アプリから〇〇社の担当者、案件管理アプリから最新の進捗状況を教えて」
  • アプリのレコード追加登録、更新、削除
    「明日の午前10時00分に○○の予定を追加して」、「日報アプリのメモ欄に○○を追加して」
  • 複雑な条件でのデータ集計・分析
    「先月の売上高と販売数量データを顧客別・担当者別のクロス集計表にまとめて」
  • kintoneの標準機能は作成できないグラフレポートの作成
    「今月の製品別の売上を集計して、レーダーチャートで表示して」

普段、手作業で操作していた複数のアプリを行き来する手間が、自然な会話の指示だけで完了します。
特にkintoneの標準機能にはない集計表やグラフ作成なども、AIが作ってくれるのは嬉しいポイントです。

既存の「検索AI」との違いは?

kintoneには、2025年から追加された「検索AI」という機能があります。
この「検索AI」と「kintone MCPサーバー」は似ているようで、実は大きな違いがあります。

検索AIkintone MCPサーバー
主な機能レコードの検索レコードの登録、編集、削除、検索、集計、グラフ加工など
対象範囲1つのアプリ内複数アプリを跨いだ操作が可能
レコード参照数回答生成時に最大5件まで制限なし

「検索AI」は、あくまでも「特定のレコードを探すこと」に特化しています。しかも参照できるレコード数も最大5件と少ないため、大量データを扱う集計作業には向いていません。

一方、「kintone MCPサーバー」は、データを「探す」だけでなく、「データを加工・操作・生成すること」が可能です。複数アプリのデータを組み合わせたり、集計してグラフを作ったり、レポートを自動作成したり、といった複雑な作業までこなせます。

つまり、「検索AI」は「図書館で本を探してくれる司書さん」、「kintone MCPサーバー」は「資料の要約やレポート作成まで手伝ってくれる優秀な秘書さん」と考えると分かりやすいでしょう。

スポンサーリンク

注意点はある?

生成AIは非常に便利ですが、完璧ではありません。
特に計算処理は苦手な場合があるので、生成AIが出した計算結果は必ず最終確認するようにしましょう。

新しい技術は課題も多いのが常なので、今後改善されていくと思います。

まとめ

kintone MCPサーバー」は、kintoneをもっと便利に、もっと楽しくしてくれる画期的な機能です。
kintoneの操作に不慣れな新人さんでも、簡単に複雑な操作が利用できる様になります。
ベテランの作業者なら、データ入力や集計作業の効率が劇的にアップし、本来の業務にもっと集中できるようになります。
この新しいAIアシスタントを使いこなして、皆さんのkintone活用を次のステップに進めてみませんか?

この「kintone MCPサーバー」は、20025年9月14日以降、正式リリースが始まる予定です。
利用するには、MCPサーバーに対応した生成AIツールが必要です。

例えば、米国のAnthropic(アンソロピック)社が開発している生成AI「Claude Desktop版」アプリをPCにインストールする必要があります。

Claude Desktop版」アプリは、お試しで使ってみたい方向けに、無料プランも用意されています。
もし仕事で本格的に活用したい場合は、月額$20ドル/約3,000円(年間契約で月額$17ドル/約2,550円)の有償プランがおすすめです。

🔨 自分で設置してみたい方へ

以下のNote記事で「kintone MCPサーバー」の設置方法と活用事例を紹介しています。
記事内で紹介しているコンテンツは、無料で利用できるので是非挑戦してみて下さい。

kintone MCPサーバーの体験記録|アプリ活用研究会(キン活)
今回は、生成AIと連携できるkintone MCPサーバーの体験記録です。 2025年9月14のアップデートで提供される機能ですが、先行で8月28日から利用可能になっています。 何が出来ますか? 生成AI(Cloud Desktop)の拡張機能(MCPサーバー)を用いて、kintoneの環境にアクセスして、自然言語でkintoneアプリのデータを操作することが出来る仕組みです。 kintoneには、ID/Password認証で接続します。 アクセス権があれば、レコードの閲覧 ...
スポンサーリンク

🏫 kintone人材育成研修

この様なカスタマイズを自分で出来る様になりたい方は、当サイトの「Kintome人材育成」上級コースの受講をご検討して下さい。当サイトのTIPSで紹介しているカスタマイズ例のテンプレートを使えば、簡単に実装出来ます!
上級コースの受講者には、特典で当サイトのカスタマイズテンプレート(3種類まで)と3か月のサポート契約を無償でご提供しています。

研修目的を「カスタマイズテンプレートのアプリ導入」とする研修メニューもご提案可能です。

📣カスタマイズ・導入支援いたします!

本記事の様な「kintoneアプリのカスタマイズ」をご希望の企業様へ
kintoneを便利に活用できるカスタマイズと運用支援は、ぜひ当社にご相談ください!

#kintone #カスタマイズ #生成AI #MCPサーバー

スポンサーリンク
シェアする

事例紹介

ACHIEVEMENTS
製造業の受注データ管理をエクセルから移行
エクセルマクロの作業日報をKintoneに移行

Tips

TIPS
kintone業務活用
レコード一覧表の一部を「見せない」改善事例
kintone業務活用
kintoneカレンダーに月・週・日のビュー切替機能を実装
kintone
kintoneの「うっかり操作」を防止する新規APIの紹介
補助金の活用についてもご相談ください

中小企業のデジタル化に利用できる補助金や助成金があります。
補助金や助成金は申請できる企業や用途に要件があったり、事業計画書を作成する必要があったりします。
必要な手続きをサポートさせていただきますので、お気軽にご相談ください。

お気軽にご相談ください。

オンライン可
無料相談
デジタル化
診断チャート
簡易診断

デジタル化による
コスト削減効果を算出