Tips

3階層連動ドロップダウンで効率的なデータ入力を実現する

マスタ検索の非効率性の課題

kintoneで日々データを入力していると、こんな困りごとはありませんか?

  • 膨大なリストから目的の商品を探すのに時間がかかる
    数千件の商品マスタから該当する商品を見つけるために、何度もスクロールしたり検索し直したり…
  • 検索ワードが思い出せず、何度も入力し直す
    「あの商品、なんて名前だっけ?」と曖昧な記憶で検索しては見つからず、商品コードから調べ直す…という非効率な作業を繰り返してしまいます
  • 関連性のない項目を組み合わせてしまう
    「分類A」のカテゴリなのに「分類B」の商品を選んでしまうなど、本来あり得ない組み合わせでデータを登録してしまう

こうした小さなストレスや入力ミスの積み重ねが、業務全体の効率を下げ、データの品質低下につながってしまいます。

解決方法

この課題を解決するのが、3階層連動ドロップダウンです。

イメージは、オンラインショッピングで商品を探すときの操作感です。
まず「カメラ」を選ぶと「デジタル一眼・コンパクトカメラ」など関連カテゴリが表示され、さらに「コンパクトカメラ」を選ぶと「具体的な商品名に絞り込まれていく——そんな直感的な操作をkintoneで実現します。

大分類 → 小分類 → 商品名という段階的な絞り込みによって、数クリックで目的のデータに辿り着けるようになります。

デモ画面

3階層連動ドロップダウンのデモ画面です。大分類、小分類の選択肢を変更すると、大分類・小分類で自動的にフィルターされた商品名を選択できるようになります。


3階層連動ドロップダウンの機能と特徴

機能その1:段階的な絞り込みで迷わない

1階層目(大分類)を選択
例:「飲料」「フード」「デザート」から選ぶ

2階層目(小分類)が自動で絞り込まれる
「飲料」を選ぶと → 「コーヒー」「ジュース」「紅茶」だけが表示される

3階層目(商品名)がさらに絞り込まれる
「ジュース」を選ぶと → 「オレンジジュース」「アップルジュース」「グレープジュース」だけが表示

このように、選択肢が段階的に絞られていくため、膨大なリストから探す手間が不要になります。

機能その2:常に最新のマスタ情報を参照

商品マスタアプリに新商品を追加すれば、ドロップダウンの選択肢にも自動的に反映されます。わざわざアプリの設定を修正する必要はありません。常に最新の正しい選択肢だけが表示されるため、メンテナンスの手間が大幅に削減されます。

機能その3:編集時も同じ操作感

一度保存したレコードを編集する場合も、新規登録と同じ操作感で変更できます。

例えば「飲料 > ジュース > オレンジジュース」と登録したレコードを開くと、3つのドロップダウンに自動的にその値が表示されます。「オムライスに変更したい」という場合も、新規登録と全く同じ手順で「フード > 洋食 > オムライス」と選び直すだけです。

機能その4:入力ミスを未然に防ぐ

関連性のない項目の組み合わせは選択肢に表示されないので、入力できなくなります。例えば「鉄製品」の分類を選んだら「木製品類」は絶対に表示されません。これにより、データの整合性が自動的に保たれ、入力作業の選択ミスが減少する効果が得られます。


具体的な活用シーン

この3階層連動ドロップダウンは、さまざまな業務シーンで活用できます。

ケース1:商品管理・受発注業務

  • 大分類:商品カテゴリ(家電・食品・日用品)
  • 小分類:サブカテゴリ(調理家電・生活家電・季節家電)
  • 商品名:具体的な商品名(電子レンジ XYZ-100)

数千点の取扱商品から正確に選択でき、注文ミスが激減します。

ケース2:備品管理・在庫管理

  • 大分類:備品種別(文房具・IT機器・オフィス家具)
  • 小分類:詳細分類(筆記用具・PC周辺機器・デスク)
  • 商品名:具体的な品名(ボールペン 黒 0.7mm)

在庫確認や発注時に、目的の備品を素早く特定できます。

ケース3:顧客管理・営業支援

  • 大分類:業種(製造業・小売業・サービス業)
  • 小分類:業態(食品製造・アパレル製造・電子部品製造)
  • 商品名:取引サービス名(品質管理システム・在庫管理システム)

顧客の業種・業態に応じた最適なサービス提案がスムーズになります。

ケース4:プロジェクト管理・工程管理

  • 大分類:プロジェクトフェーズ(企画・設計・開発)
  • 小分類:作業分類(要件定義・基本設計・詳細設計)
  • 商品名:具体的なタスク名(画面遷移図作成・DB設計)

プロジェクトの構造に沿った正確なタスク登録が可能になります。


まとめ

3階層連動ドロップダウンは、データ入力の効率と精度を同時に向上させる強力なツールです。

  • ✅ 膨大なリストから探す時間が数秒に短縮されて業務効率が向上
  • ✅ 選択ミスの排除が可能になり、データ品質が向上
  • ✅ 編集時も同じ操作感で迷わない
  • ✅ マスタの更新結果が自動反映され、メンテナンスが不要

「毎日の小さなストレスを解消したい」
「データの入力ミスを減らしたい」
「業務効率を改善したい」

そんな課題をお持ちの方は、ぜひこのカスタマイズをお試しください。


🔨 自分でカスタマイズしてみたい方へ

以下のNote記事で本記事のカスタマイズ事例を紹介しています。
記事内で紹介しているカスタマイズコードは、無料で利用できるので是非挑戦してみて下さい。

3階層連動ドロップダウンのカスタマイズ|アプリ活用研究会(キン活)
やりたいこと kintoneアプリに「3階層連動のドロップダウン」を実装したい。 ・他アプリのレコードをドロップダウンのリスト値にしたい。 ・3階層で大分類→小分類→商品名と絞り込み表示したい。 ・レコードの新規登録と編集画面の両方で動作する様にしたい。 本記事は、2024年06月の記事のリライト版です。 当時は、動作確認のサンプルコードのみで、フィールド値の保存機能は未実装でドロップダウンの「編集」機能もありませんでした。 デモ画面 デモ画面は、別アプリ(カフェ店の商品マス...
スポンサーリンク

🧩 プラグインのご紹介

当社が開発した「3階層絞り込み型動的ドロップダウン」プラグインをご紹介します。
Javascriotカスタマイズは、少しハードルが高いです💦 という方はこちらもご検討下さい。

🌸 アプリテンプレートの販売

本記事でご紹介しているアプリテンプレートを、下記の料金プランで販売しています。
導入をご希望の方は、各プランの「お申込み/お問い合わせ」ボタンからお問い合わせください。

料金プラン

◆単品販売(買取型)は、導入サポート付きの価格です。
 単品動作タイプは60,000円、2アプリ連携タイプは100,000円、3つ以上連携タイプは150,000円です。
◆簡易サポート契約では、当サイトのアプリテンプレートとプラグインを合計6種類までご利用できます。
◆会員サポート契約では、ご利用範囲「無制限」で運用ヘルプデスク対応までフルサービスでご提供します。

項目 単品販売 簡易サポート 会員サポート
料金体系 100,000円 (税抜) 120,000円 (税抜) 360,000円 (税抜)
契約期間 なし 毎年更新 6か月更新
導入サポート
メールサポート ×
チャットサポート ×
バージョンアップ対応 ×
運用ヘルプデスク対応 × ×
商品のご利用範囲 本商品のみ 6種類までご利用可能
ユーザー数10名まで
無制限
ユーザー数30名まで
お問い合わせ/お申し込み 購入する お申込み

🏫 kintone人材育成研修

この様なカスタマイズを自分で出来る様になりたい方は、当サイトの「Kintome人材育成」上級コースの受講をご検討して下さい。当サイトのTIPSで紹介しているカスタマイズ例のテンプレートを使えば、簡単に実装出来ます!
上級コースの受講者には、特典で当サイトのカスタマイズテンプレート(3種類まで)と3か月のサポート契約を無償でご提供しています。

研修目的を「カスタマイズテンプレートのアプリ導入」とする研修メニューもご提案可能です。

📣カスタマイズ・導入支援いたします!

本記事の様な「kintoneアプリのカスタマイズ」をご希望の企業様へ
kintoneを便利に活用できるカスタマイズと運用支援は、ぜひ当社にご相談ください!

#kintone #Javascript #カスタマイズ #3階層ドロップダウン

スポンサーリンク
シェアする

事例紹介

ACHIEVEMENTS
まちライブラリーのkintone活用
製造業の受注データ管理をエクセルから移行
エクセルマクロの作業日報をKintoneに移行

Tips

TIPS
kintone
3階層連動ドロップダウンで効率的なデータ入力を実現する
複数フィールド入力チェックの「OR条件」を実装する
kintone
文字列入力を補完するサジェスト(提案リスト)機能の紹介
補助金の活用についてもご相談ください

中小企業のデジタル化に利用できる補助金や助成金があります。
補助金や助成金は申請できる企業や用途に要件があったり、事業計画書を作成する必要があったりします。
必要な手続きをサポートさせていただきますので、お気軽にご相談ください。

お気軽にご相談ください。

オンライン可
無料相談
デジタル化
診断チャート
簡易診断

デジタル化による
コスト削減効果を算出